安原 幹
Motoki Yasuhara一級建築士
1972年 大阪府生まれ |
日野 雅司
Masashi Hino一級建築士
1973年 兵庫県生まれ 2015年〜 武蔵野大学 非常勤講師 |
栃澤 麻利
Mari Tochizawa一級建築士
1974年 埼玉県生まれ 2015年〜 芝浦工業大学デザイン工学部 非常勤講師
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父が建築家で、子どもの頃に現場や竣工した建築に連れられていった体験が大きいと思います。(安原) 最初は音響のエンジニアに漠然とあこがれて、大学の建築学科へ進学しました。しかし、建築学科で設計課題などをこなしていくうちに、より広く建築が考えられる建築家の仕事の方が楽しいのでは、ということに気付いてしまいました。(日野) 努力の結果が形として残る職業に憧れて、小学校高学年か中学生の時、なりたい職業欄に、「建築設計士」と書いた記憶があります。(栃澤)
やっすん(大阪の少年のあだ名は「○っ○ん」が定番です)(安原) 名字が短くて、なかなかあだ名がつけてもらえません。あだ名で呼ばれることにあこがれがありますので、何か良いあだ名を募集しています。(日野) トチマリ(栃澤)
迷わず行けよ行けばわかるさ(安原) おもしろきこともなき世をおもしろく(日野) ピンチはチャンス(人間万事塞翁が馬)(栃澤)
読書(活字中毒です)(安原) 出張の移動時間に映画を見る。(日野) 仕事にまつわる様々なことに熱中しています。(栃澤)
ひと言ではとても(安原) 真面目だが、人に真面目と言われるとなぜか寂しい。(日野) 負けず嫌い。ただ社会に出てからは、負けて学ぶことも多いです。(栃澤)
両方です。(安原) 革新なんですが、こと食べ物については伝統的な味が好きです。(日野) どちらも。(栃澤)
アントニオ猪木と桑田佳祐(安原) ブルース・リー(日野)
アウトドア好きですが現状はインドア派です。(安原) 結果的にインドア派です。(日野) どちらも好きです!(栃澤)
海派(安原) 山派です。でも海の町育ちなので、住むのは海がある場所がよいです。(日野) 山派(栃澤)
夏(安原) 花粉症が終わり、梅雨が始まる前の短い期間が好きです。(日野) 春と秋。春は花粉がつらいので、どちらかと言えば秋に軍配。(栃澤)
柴犬(安原) 猫好きですが、アレルギーなので近寄れません。(日野) 犬派(栃澤)
電車(安原) 電車も車もいいですが、最近はバスがいいです。(日野) できる限り電車と徒歩。車の運転も好きです。(栃澤)
夜型(安原) 結果的に夜型です。(日野) 朝型にしたいですが、結局夜型。(栃澤)
右です(安原) 右利きです。(日野) 右利き(栃澤)
肉食です(安原) 肉よりも魚が好きです。そういう質問じゃない?(日野) 野菜>魚>肉(栃澤)
ドトールかプロント(安原) 自宅(日野)
積んである本を読みます。(安原) ご無沙汰しているスポーツジムに行きます。急遽オフになることは、ほとんどありませんが…。(日野) ゆっくり過ごして、明後日以降の英気を養う(栃澤)
行ったことがない場所に旅に出ます。(安原) とにかく海外へ建築を見に行きたい。今行きたいのは、スイス、アメリカ西海岸、東南アジア。長期休暇が取れることは、ほとんどありませんが…。(日野) 海外旅行に行く(栃澤)
自分が死んだあともずっと残る建築をつくりたい。(安原) 劇場の設計。スタジアムの設計。図書館の設計。(仕事ばかりで面白くない人ですね、私は)。(日野) 建築をつくっていたい(栃澤)
不動産。ボロ家を買って、リノベーションしたい。(日野) 世界一周して、帰ってきてから建築をつくる(栃澤)
うんと過去(江戸時代とか)(安原) これはもう断然、未来。でも自分の未来は知りたくなくて、500年〜1000年後くらいを見てみたい。(日野) 未来(栃澤)
まちの空気感(安原) まずは立地かな。町全体が気に入らないと、住みたくないです。(日野) 居心地の良い場(空間・環境)であること(栃澤)
ベランダ(安原) 電車の中かなあ。(日野) そう簡単にはひらめきませんが・・。対話の中にヒントがあると思っています。(栃澤)
ベランダに出る(安原) 甘い物を食べる。あるいは帰ってお酒を飲む。そして寝る。(日野) 歩き回る、誰かと話す(栃澤)
ジャーナリスト(安原) 何かしら、エンジニアになっていた可能性が高いです。工学系なので。(日野) モノをつくる仕事を選ぶと思います(栃澤)
大学教員(安原)
ラ・トゥーレットの修道院(コルビュジェ)(安原) 建築を学んでいて一番ショックを受けたのは、レム・コールハースです。(日野) 山本理顕さんと小嶋一浩さん。このお二方に出会わなければ、今の私はいないと思います。(栃澤)
何歳になっても建築や都市について勉強し続けることです。(安原) 対話すること、それを創作に結びつけること。そのために常にアンテナを張っておくこと。何ごとにも面白がれること。(日野) 最後まであきらめないこと。様々なことに敏感であること。そして誠実であること。(栃澤)
考え続けることだと思います。(安原) やはり個人の創造性って大事なのですが、それを導き出すきっかけが対話だと思っています。(日野) 想像力と惜しみない努力。そして自分自身が楽しむこと。あとコミュニケーションも大切にしています。(栃澤)
新しい街に降り立ったときです。(安原) やはり設計した建築が完成したとき、やりがいを感じます。でもそれ以上に、建築が完成後数年経って、使いこなされて、風景になじんでいる様子を見たときが、一番ぐっと来ます。(日野) 建築が完成して、いきいきと使われ始めたとき。(栃澤)
ある地方都市で取り組んだプロジェクトの上棟式に、地域の方々が驚くほど大勢訪れてくれた時です。そのような出来事が度々起こるような場所になればよいのだと、その時に気づきました。(安原) 群馬県で設計した農業技術センターという建築が、竣工後始めての一般公開イベントでたくさんの方に見ていただいたことです。(日野) 陸前高田市立高田東中学校のプロポーザル・2次ヒアリング審査の会場で、会場の中学生から「SALHAUSの案が良い」、と言われたこと。本当に感激しました。その後もワークショップなどを通じて、中学生だけでなく、地元の方々との交流が続いています。竣工後も長く交流を続けていきたいと思っています。(栃澤)